2023.01.01
異業種から介護へ。未経験の方にぜひ見てほしい介護業界の3つの特徴とは?
介護職に興味はあっても、専門的な知識や技術がないと働けないと思っていませんか?
結論から申しますと、介護職は無資格未経験から挑戦することができ、頑張り次第で確実にキャリアアップできるお仕事です。
介護業界は無資格、未経験でも応募できる求人が多いのが特徴で、入職後の研修や、実際の業務を通じて必要な知識や技術を学ぶことが可能です。
この記事では、介護職に挑戦したいと思われている方向けに、介護業界の3つの特徴を紹介していきます。
介護に挑戦したいと考えられている方は、是非参考にしてみてください。
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介護職のニーズ
異業種から介護職への転職を考えられている方にとって、介護職のニーズは気になるポイントですよね。
この章では厚生労働省が毎月発表している有効求人倍率(求職者1人あたり何件の求人があるか)から介護職のニーズを見ていきましょう。
昨今のコロナ渦の影響により、日本の景気が悪化しているのは言うまでもありません。
厚生労働省の発表によると、2019年の有効求人倍率は1.60倍でしたが、2020年の有効求人倍率は1.18倍と低下しています。
1952年の統計開始以来、〈2019年の1.60倍〉という数値は過去3番目の高水準だったのですが、新型コロナウイルスの影響により、たった1年で0.42ポイントも低下していることが分かります。
急激に雇用市場が冷え込む中、気になる介護業界はどうでしょうか。
2020年11月時点での介護サービスの有効求人倍率は3.88倍となっており、全職種の有効求人倍率の約3倍、1人あたり4件近くの求人があるということになります。
介護業界は依然として人手不足の状況が続いているということですから、各事業所が常時人材の募集を続けるような状況はしばらく続くでしょう。
介護の将来性
ご存じの通り、日本は超高齢化社会です。
2025年には後期高齢者人口が約2,200万人に膨れ上がり、国民の4人に1人が75歳以上になる計算です。
こうした状況にあわせて、介護を必要としている「要介護者」も増えていくことは容易にイメージできますよね。
厚生労働省によると、2020年~2025年までにおよそ29万人の介護人材の増加が必要になるといわれています。
これは毎年6万人ほどの介護人材を増やしていく計算になります。
また、こうした状況から近年では全く違う分野で活躍されている企業も介護分野に進出してくるようになりました。
テレビやニュースでよく耳にする大手の保険会社、建設会社、不動産会社、電機メーカーなども介護分野で活躍されていますよ。
このようなことからも、介護を一生の仕事として選ぶに値するだけの価値&将来性があることが分かります。
政府主導で処遇の改善を進めている
とはいえ、介護職は「給料が低い」「重労働で割に合わない」と思われている方もいらっしゃると思います。
政府は近年の介護職の必要性の高さから、介護業界の処遇改善策を考えてきました。
2019年10月より、経験・技能のある介護職員に対し、「月額8万円」の改善、又は「役職者を除く全産業平均水準(年収440万円)」を確保するために、公費1000億円程度を投じた処遇改善が行われています。
その結果、リーダー級の介護職員は他産業と同じレベルかそれ以上の賃金を保てるようになっています。
独立行政法人福祉医療機構が行った「介護職員等特定処遇改善加算に関するアンケート結果」によると、2019年10月以降に上記の施策が導入された大半の施設で、一か月あたりの給与額がアップしたと回答されています。改善額の平均は2万1700円となりました。
その他には、外国人の受け入れ、介護ロボットの導入、デジタル化なども進んでおり、以前に比べ現場職員の負担も軽くなりつつあるのです。
政府が主導となり、介護業界の処遇改善、働きやすい職場づくりに努めているので、今後も労働環境の改善が期待できます!
いかがでしたでしょうか。
コロナ渦においても介護職の需要は変わらず、超高齢化社会の日本では今後も介護の市場価値が伸び続けると考えられます。
そのニーズに応えて、別分野で活躍している大手企業が介護分野に進出したり、政府が処遇の改善を推し進めたり、今後も安定の仕事、将来性の高い業界といえます。
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