2026.08.19
60代から介護職で働くメリット|未経験から始める時の職場選びも解説

60代から仕事を探す時、「今から介護職を始めても大丈夫かな」「体力的に続けられるだろうか」「未経験でも応募できる求人はあるのかな」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
介護の仕事は、利用者様の生活を支える大切な仕事です。
一方で、食事介助や入浴介助、移乗など身体を使う場面もあるため、60代から始める場合は、自分に合った働き方や職場を選ぶことがとても大切です。
介護職には、正社員だけでなく、派遣、パート、週3日からOK、日勤のみ、扶養内勤務など、さまざまな働き方があります。未経験・初心者の方やブランク歓迎の求人もあり、これまでの人生経験を活かして介護スタッフとして活躍できる可能性があります。
この記事では、60代から介護職で働くメリットと、無理なく始めるための職場選びのポイントを紹介します。
1.60代の人生経験は介護職で大きな強みになる
60代から介護職で働くメリットの一つは、これまでの人生経験を仕事に活かせることです。
介護の現場では、専門的な知識や技術だけでなく、利用者様に安心していただける声かけや、相手の気持ちを受け止める姿勢が大切です。60代の方がこれまで家庭、仕事、地域活動、子育て、家族の介護などで培ってきた経験は、利用者様との関わりに活かせる大きな力になります。
たとえば、接客業や販売職の経験がある方は、相手の表情を見ながら声をかける力があります。事務職や医療事務の経験がある方は、記録や確認を丁寧に行う力があります。家庭で家族を支えてきた方は、生活の中で相手の変化に気づく力や、落ち着いて対応する力を持っています。
介護スタッフの仕事には、食事介助、見守り、アクティビティの準備、利用者様との会話など、人との関わりを大切にする場面が多くあります。特にデイサービスやグループホームでは、利用者様と会話する時間も多く、落ち着いた対応や聞き上手な姿勢が喜ばれることがあります。
グループホームでは、認知症のある方が少人数で生活しており、一人ひとりのペースを尊重する関わりが大切です。地域密着型の施設やユニットケアを取り入れている職場では、利用者様とじっくり向き合う介護が求められます。
失敗例として、「年齢的に不安だから」と自分の強みを伝えられず、履歴書や面接で遠慮してしまうケースがあります。反対に成功している方は、「人と話すことが好き」「家族の介護経験がある」「落ち着いて対応できる」といった強みを介護職に結びつけて伝えています。
60代だから遅いのではなく、60代だからこそ伝えられる安心感があります。介護職は、人生経験を人の役に立てられる仕事です。
2.働き方を選べば無理なく続けやすい
60代から介護職を始める時は、無理なく続けられる働き方を選ぶことが大切です。介護職と聞くと、夜勤やフルタイムの正社員をイメージする方もいますが、実際には日勤のみ、短時間、週3日からOK、扶養内、平日のみ、土日休みなど、さまざまな求人があります。
特にデイサービスやデイケア、通所リハビリテーションは、日中に利用者様が通う施設のため、日勤中心の求人が見つかることがあります。仕事内容は、食事介助、入浴介助、アクティビティ、利用者様との会話、送迎補助などです。夜勤が難しい方や、生活リズムを大切にしたい方に向いています。
一方で、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームなどは、夜勤を含むシフト制の職場もあります。収入を増やしたい方には選択肢になりますが、60代から始める場合は、体力面や生活リズムを考えて選ぶことが大切です。
派遣やパートであれば、勤務日数や時間を相談しながら働ける求人もあります。最初は週3日の日勤から始め、慣れてきたら勤務日数を増やすという働き方も可能です。紹介予定派遣を利用すれば、職場の雰囲気を知ってから正社員を目指す選択肢もあります。
未経験や無資格OKの求人に応募する場合は、研修制度があるかを確認しましょう。食事介助、入浴介助、移乗などの身体介護をいきなり一人で任されるのではなく、先輩職員がそばで教えてくれる職場を選ぶと安心です。
失敗例として多いのは、「高時給だから」「家から近いから」と決めたものの、入浴介助や夜勤が多く体力的に続かなかったケースです。成功例としては、最初に日勤のみ・短時間・残業少なめの職場を選び、無理なく介護の仕事に慣れていった方もいます。
60代から介護職を始めるなら、頑張りすぎない働き方を選ぶことが長続きのコツです。
3.資格取得や経験によって仕事の幅が広がる
60代から介護職を始める場合でも、資格取得や経験によって仕事の幅を広げることができます。
介護職は、無資格OKの求人から始められる場合もありますが、介護職員初任者研修を取得すると、介護の基本を学べるだけでなく、応募できる求人の幅も広がります。訪問介護でヘルパーとして働く場合は、介護職員初任者研修などの資格が必要になるケースがあります。
未経験の方にとって、資格取得は自信にもつながります。食事介助、入浴介助、移乗などの基本を学ぶことで、現場に入った時の不安を減らしやすくなります。研修制度や資格取得支援制度がある職場を選べば、働きながら学ぶことも可能です。
経験を積めば、将来的に介護福祉士を目指す道もあります。介護福祉士は、介護の専門職として評価される国家資格です。すぐに目指す必要はありませんが、「長く介護職として働きたい」「専門性を高めたい」と考える方にとっては、目標の一つになります。
また、介護職にはさまざまな職場があります。グループホームでは認知症ケアを学べます。デイサービスでは利用者様とのコミュニケーションやアクティビティに関われます。訪問介護では、一対一で利用者様の生活を支えます。病院、クリニック、介護医療院、病棟、外来では、看護師や准看護師と連携しながら働く場面もあります。
喀痰吸引など医療的ケアに関わる職場では、必要な研修や資格を確認することが大切です。生活相談員やケアマネージャーを目指す場合は、資格や実務経験が必要になるため、早めにキャリアの方向性を相談しておくとよいでしょう。
失敗例は、「未経験だから何もできない」と思い込み、応募できる求人を狭めてしまうことです。成功例は、無資格OKの求人から始め、介護職員初任者研修を取得して、少しずつできる仕事を増やしていくことです。
60代からでも、学ぶ意欲があれば介護職として成長できます。年齢だけで可能性を決めず、自分に合うペースで経験を積んでいきましょう。
4.社会とのつながりや収入を得ながら健康的に働ける
60代から介護職で働くメリットには、収入を得られることだけでなく、社会とのつながりを持てることもあります。
定年後や子育てが落ち着いた後、「家にいる時間が増えて生活に張り合いがない」「人と関わる仕事をもう一度したい」と感じる方もいます。介護職は、利用者様やご家族、同僚スタッフと関わる機会が多く、人とのつながりを感じながら働ける仕事です。
利用者様から「ありがとう」と声をかけてもらえること、日々の会話の中で笑顔が生まれることは、介護スタッフとして働く大きなやりがいになります。特に60代の方は、利用者様に年齢が近い場合もあり、昔の生活や地域の話題で自然に会話が広がることもあります。
また、介護職は体を動かす仕事でもあります。無理のない範囲で働くことで、生活リズムが整い、健康維持につながると感じる方もいます。ただし、入浴介助や移乗など体力を使う業務もあるため、自分の体調に合った職場を選ぶことが大切です。
岡山県、広島県、香川県で介護求人を探す場合も、岡山市、倉敷市、玉野市、広島市、福山市、高松市など、通勤しやすいエリアを整理しておきましょう。自宅から近いこと、公共交通機関で通いやすいこと、駐車場があることは、長く働くうえで重要な条件です。
履歴書や面接では、年齢を不安に思いすぎる必要はありません。「人と関わることが好き」「これまでの経験を活かして働きたい」「無理のない範囲で長く続けたい」と前向きに伝えることが大切です。
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60代からの介護職は、収入だけでなく、人とのつながり、やりがい、健康的な生活にもつながる働き方です。自分に合う条件を選びながら、無理なく新しい一歩を踏み出してみましょう。